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2024自主企画ライブ 歌詞集
けいおう井の頭線
小さな ガラス のぞいていたんだ
大きな 世界 見れると思ってた
なんだか 間違ってるって
見上げた空は虹色
そっとなでる風が 髪を揺らし
光が包んでゆく 大丈夫、そう思えた
きれぎれ 光 電車の 窓から
すぎてく屋根に それぞれの物語
重なり つながりあって一日を生きてく
どこへ むかっているの 足先は踊る
迷いこんだ光と 大丈夫、そう思えた
そっと なでる風が 髪を揺らし
光が包んでゆく 大丈夫、そう言ってよ
どこへ むかっているの 足先は踊る
迷いこんだ光と 大丈夫、そう思えた
うたう
時がたち 塩しみるような後悔も 濃度薄くなってきて
鳥が鳴いて 明るい日差しの中 記憶のきみを隣に 歌を書く
なんで歌を書くのか 言葉を紡いで音となり
空を舞う淡い色したそれの中 君がいる
記憶のきみとまだ 柔らかな葉の上で 笑うんだ
記憶のきみとまだ 日の落ちないベランダで 笑うんだ
そうきっと歌うんだ そうきっときみがここに居るから
歌うんだ…歌うんだ…
田んぼ
水面走る 空に願う 揺れる線路終わらないでと
窓の隙間 なびく髪にほのかな夏の香り
粒々した光弾く 君の睫毛が愛しい
どうかずっと空を眺めてはくれないか
その間はあなたの横顔を みていられるから
どうかずっと空を眺めてはくれないか
目の合わない距離がちょうどいい
昼下がり帰り道は 君の街へ運んで
いつもの場所電車は止まる 今日もさようなら
最後にあなたが手を振るその仕草が愛しい
どうかずっと
空を眺めてはくれないか
その間はあなたの息をなぞり心を揺らすの
どうかずっと空を眺めてはくれないか
瞳のおくにあなたをいつまでも
微睡む光が 近づけない心を照らし
それでもいいんだと 言いてくれてるようで
四角く切り取られた空の中を走る
どうかずっと空を眺めてはくれないか
その間はあなたの横顔を見ていられるから
どうかずっと空を眺めてはくれないか
目の合わない距離がちょうどいい
網走ぎつね
灰色の路面の上 俺は横たわった
あと十歩先には 愛するカムイの森
そうさ 俺はこの森一番 黄金の毛を持った狐
どこの木の実が甘くてうまいとか
どこの川の魚がイキがいいか知ってるぜ
兄弟は三匹、川のほとりの穴の中で暮らしてます
母さん狐は凍てつく銀色の森の中へと 消えてゆきました
季節は巡ってゆき また冬が また冬が来ます
一番下の弟は呑気で歌がとても上手くてさ
この葉のベットを あいつに作らせりゃ世界一の夢を見れるんだ
真ん中生意気妹は最近 気になるやつができたとさ
ジャンプなら誰にだって負けない 気の強く優しい美人さ
愛する兄弟よどうかお元気で どうかお元気で
カムイの森たちよ 兄弟をどうか 兄弟をどうか
この体が この心が カムイの森へと溶けるまで
もう時期 この森も山の上から 銀色に染まってゆくだろう
凛とした空気の中で星が一段と綺麗に 輝くのさ
川崎工場地帯
トクトク トクトク トクトク流れる時間
モクモク モクモク モクモクたなびく煙
絶え間なく 吐き出す炎 僕は 止まれない 止まれない
ゴーゴー ゴーゴー ゴーゴー重く響く音に
ゆらゆら ゆらゆらかおるオイルの混ざった潮風
夜はライトに照らされながら 僕は 止まれない 止まれない
誰か…愛してほしい
だからここで 動き続けるよ 力尽きるまで
I
この体で2回目の世界を見たいなら 死になさい
どうしたって怖い 君のせいにした 目の前のこと 逃げてばかり
強がってみた 言い聞かせて 首に手をやる 血を感じる
このまま笑ってもそれでも幸せ
なのに僕はみたいのだ2回目の世界を
これは僕が望んだこと
これは僕が決めたこと
新しい自分を信じ 僕は僕をこの手で
透明なナイフで ナイフで 刺した
We
気づいたら僕らもう何だか 混ぜこぜで誰もいないよう
僕がどうあろうとも この星はいつも回っている
ただ ただ ただ ただ ただ
ここに漂っている
サワサワと草が揺れる
汗かいたシャツが臭い
隣の猫俺の場所と 鋭い目で睨んでくる
怒りに悲しみを 喜びに笑顔を 返せばいい
今日の空 雲が早い 雨が降る 急いで帰ろ
明日にはもとどおりさ 晩にはいつものカレーライス
ただ ただ ただ ただ ただ
ここに漂っている
ただ ただ ただ ただ ただ
ここで歌っている
鏡
隣を歩く 優しい眼差し
表と裏が一緒にあるようなあなたに
私は何度も何度もあなたを切り取る
私の数だけあなたがいる
無数の影にるおびえる
無数のかけらが嫌になって
新しい私を作る
コロコロと変わる私を離さないでいて
コロコロとまわる心をつないでいて
唇にかかるあたたかな息づかい
冷たい指先がまたわからなくする
甘い声に溺れたい
微笑むあなたを信じたい
濁った想いが嫌になって
新しい私を作る
コロコロと変わる私を離さないでいて
コロコロとまわる心をつないでいて
弱さを隠しあなたを想う
透き通った気持ちであなたに触れてたいの
新しい私であなたを満たしたいの
コロコロと変わる私を離さないでいて
コロコロとまわる心をつないでていて
BPM=76.5
ただおはようって抱きしめたい 手を伸ばしてぶつかるのはガラスの板
見えてるのに冷たい いや本当はあついあつい瞳の奥
ただ生きてること 忘れるほどに毎日が 続いていた暮らしの中
燃え爆ぜる命の炎に 気づいて急いで木をくべる
電子音に乗せて きく君の色がわからなくなるほどに僕は疲れていた
どこまでも飛んでゆく あの鳥になった
自由の羽は今すぐ生えてくるだろう
意味のない 景色だと思えばそれだけ
you are alive here, we are alive here...
ただおはようって抱きしめたい 手を伸ばしてぶつかるのはガラスの板
見えてるのに冷たい いや本当はあついあつい瞳の奥